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デザインという「糸」- CM -

こんにちはNFORCEのあずきです。 YouTubeの躍進で動画メディアが身近になった今、同じ2Dでも静的な表現の写真と動的な表現の動画はデザインという一本の糸で繋がっています。

私が最近、気になっているのが、今年4月頃から放映が開始された「淡麗グリーンラベル」の新CMです。前作でお馴染みの多部未華子さんと、映画の主題歌にもなった「ハルノヒ」を弾き語りする、あいみょんさんとの共演CM。撮影地のニュージーランドは青々とした風景の中で二人の声と笑顔がマッチしてグリーンラベルの「優しさ」「爽やかさ」を私は感じました。

CMはその時代を映し出してきました。ビールに「優しさ」「爽やかさ」? 以前はビールといえばサラリーマン、男性俳優、スポーツ選手といったイメージ。 近年働く女性が増える中で、かっこいい、素敵な、大人の女性、健康志向、ビール離れなどの様々な要因が女性起用を促していると思います。



耳に残る音楽と芸能人を起用して雰囲気やイメージを伝えるブランディング&デザインもあれば、一方で保険や健康サプリメントのCMのように具体的な情報を繰り返し提示し消費者に刷り込んでいく手法もあります。


「目的」「伝えたい」の数だけ表現の多種多様がCMにあります。どのCMもその先には必ず「伝えたい人」がいて、Webやパンフレット、パッケージなど各媒体をブランディング&デザインという「糸」で結び、「伝えたい人」に繋いで行きます。

何気なく見ているCMもなぜこの人なのか?なぜこの場所なのか?など、そのCM(動画)の狙いや目的を考えてみるとブランディング&デザインが更に面白くなってきます。 日常、見流している、聞き流している事が繰り返し脳に刷り込まれ、鼻歌を歌いながら気がつけば商品を手にとっているあなたがそこにいるはずです。NFORCE




キリン淡麗グリーンラベル 公式サイト その他のCMバージョンもご覧になれます。(お酒は20歳から)

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